Vo. みきりょうへい コメント

前作のアルバムリリースからは2年ほど立ちましたが、とりまく環境もどんどん変わりながら、いい意味で少しずつ違う方角へ舵を切っているなという感じがします。

ドリームポップ、シューゲイザーの要素をモリモリに盛り込んでバンドを始めよう！といでのと作ったバンドですが、気づいたらポップスの解釈が拡がって俗に言うハイパーポップだとかヒップホップのビート感、音作り、もっと言えば最近の音楽シーンのエッセンスをいいとこ取りしてみたり、完全にポップスがサラダボウル化しています。

そうやってメンバーが各々好きな解釈で表現する場所がPOOLSとなっていて、曲ができる度にニンマリできてしまいます。

ぼくが1リスナーだったとしてもPOOLSというバンドの音楽を愛してしまっていただろうな！と思うし、そう思われ続けていたいです。

端末でも盤でも正直どちらでも構わないし、あなたの聞き心地が良いと思う方法でPOOLSが拡げるポップスの世界を覗いてみてください。

FRIENDSHIP.レビュー

『FM802 MINAMI WHEEL 2022』や『KNOCKOUT FES 2022 autumn』への出演、さらには自主企画ツアー『night pools night vol.5』の開催など、その名を確固たるものにしているインディ&ドリームポップバンドPOOLS、快進撃の勢いのままに新作EP「FROND」をリリース。
「effect!」や「書き下ろし」など大きな反響を博したシングルに新曲を追加した今作は、”これぞ今のPOOLS”を感じさせるような炭酸のように弾けるような軽やかなポップサウンドを軸としたバンドサウンドから繰り出されるダンサブルでどこか甘酸っぱい世界観が病みつきになるEPだ。
タイトル「FROND(=羽葉)」は、葉が集っている部分を意味する単語であり、彼らの楽曲に人々が集まってくるような様を思い描いてつけたのではないかと感じさせるほどにピースフルな仕上がりになっている。
リードトラック「それがいいね」は、どこか感傷的で弱さが垣間見える歌詞がボーカルのミキリョウヘイのハイトーンボイスとキラキラとしたドリームポップライクなバンドサウンドとのハーモニーによって一変し、リスナーを勇気づけるような前を向いていけるような、そっと背中を押してくれるファイトソングに仕上がっており、彼らの人間性が最も表れているそんな1曲ではないだろうか。
誰も置いていくことなく、POOLSだけはずっとリスナーみんなのそばにいると語りかけてくるような、ハートフルでピースフルな世界観がこのEPには広がっている。彼らにしか書けない極上のドリームポップ作品に仕上がっているのではないだろうか。

ツアースケジュール

 
2022年
12/18(日) 福岡・大名 秘密 (ツアー)
12/27(火) 大阪・寺田町Fireloop
12/29(木) 大阪・心斎橋Pangea/ANIMA

 
2023年
1/08(日) 東京・下北沢 近松 (ツアー)
1/21(土) 京都・二条nano (ツアー)
1/27(金) 名古屋・大須ell.SIZE (ツアー)
2/26(日) 大阪・心斎橋Pangea (ツアー)

 
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