2022-12-13 21:00 Fuhito Kitahara

Yoonkee Kim、初長編映画『Poverty Station』をDVDでリリース。韓国ソウルで貧しながらも楽しく暮らすアーティストに巨額の契約が舞い込むのだが…

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Yoonkee Kim(ユンキー・キム)、DVD『Poverty Station』のをリリースした。

 
Yoonkee Kimは、2004年のイギリス滞在期に制作された激ゆる宅録ダブ・アルバム『Asian Zombie』でその才能を世に知らしめた韓国ソウルで活動するアーティスト。昨年2021年10月には最新アルバム『Junalis』をリリースしている。

 
今作『Poverty Station』は、そんなYoonkee Kimの初長編映画で、<韓国ソウルで暮らすアーティストのユンキー・キムは、貧しいながらも楽しく暮らしていた。そんなある日、レコード会社から彼に巨額の契約が舞い込むのだが……>というストーリーとなっている。

 
 


The Movie “Poverty Station” by Yoonkee Kim Trailer

 
 

 
Yoonkee Kim『Poverty Station』

発売:2022年12月初旬(発売中)
定価:2,700円+税
品番:SLDVD-1
レーベル:SATURDAY LAB
仕様:DVD(約90分、リージョンフリー)
※ユンキー・キムの制作した絵や写真を掲載した20Pのアートブック付属

 
取り扱い:
LOS APSON?
Irregular Rhythm Asylum

 

Yoonkee Kim『Poverty Station』

 
【あらすじ】
韓国ソウルで暮らすアーティストのユンキー・キムは、貧しいながらも楽しく暮らしていた。そんなある日、レコード会社から彼に巨額の契約が舞い込むのだが……。

 
【解説】
「貧困が私を訪ねてきた――それはしばらく私と一緒にいた」

弛緩したエレクトリック・ベースの調べと奇妙なシンセサイザーの音色にいざなわれ、ユンキー・キムが見ている世界を覗いてみよう。そこには詩と音楽とユーモアがあり、友達がいて、スケートボードがある。お金があろうとなかろうと、大切なものは変わらない。これはユンキー・キムによる、ストーリーとメッセージを持った90分間の歌である。

不思議なまでにのんきで、奇妙で、静かなこの映画を観ると、まるで自分がユンキー・キムとつるんで遊んでいるような気分になる。
この映画の中にたびたび登場する、ユンキー・キムが友達と共にスケートしている様を見てほしい。彼らにとってスケートボードとは楽しい遊びであり、暇つぶしであり、世界を再発見するための道具であり、そして詩である。
ユンキー・キムの持つ世界への眼差しは、こんなにもイマジネーションに満ちている。それはきっと、この映画を観る人の眼差しをも変えうるだろう。

監督・主演・編集・音楽をユンキー・キム自ら手掛けたこの映画は、2000年~2010年代に製造された2台のデジタルカメラとスマートフォンのカメラによって撮影され、PCで編集された。フルデジタルで制作されながらも、ユンキー・キムらしいアナログな質感を彷彿とさせる映像となっている。

 

注目記事

Yoonkee Kim、新作アルバム『Junalis』10月13日発売決定。ダブ・マスターぶりはそのままにネクスト・ステージに到達した快作(※2021年の記事です)


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