radioDTM社長の人生相談「社長、蕎麦屋やめたってよ」第5回
「お前が言うな」と言われたらおしまいだと思うし、「お前が言うな」みたいなことを言います。
それでも親身になって温かみのある答えを、無責任かつ辛辣に、お茶を濁すようなことはせず現実的に答えていく人生相談となっております
UROROSをご覧の皆様。
radioDTM社長です。
31歳になりました。
ハッピーバースデー。俺。
誕生日おめでとうコメント、もしくはプレゼント代わりの相談メールお待ちしております。
早速、今回の相談を見てみましょう。
どうしよう。
本格的な相談が送られてきてる。
いつか生死に関わる相談とか来たらどうしよう。困る。
でも大丈夫。今回くらいのシリアスさだったら大丈夫。ダイジョーブ博士。
まず、締めの一言で「経験豊富の社長さん」という間違った信頼を持たれてしまっています。僕が豊富なのは体重とラーメン知識とサンプルエロ動画の数くらいのもので、経験はさほど豊富ではない。
自慢じゃないですけど、中国人の中年女性と性的な行為をしたことはあります。
まず、この人生相談に「就職」について相談を送っている時点で、21歳大学生のあなたは結構パニクってます。就職相談には極めて向いていない人生相談であることはタイトルからも把握できるかと思います。
ただ、ちょっと特殊な生き方を選んでしまっている分、もしかしたら周りの人からは聞けない意見を言えるかもしれません。
あとちょっとエモいんですよね、この相談。
なぜかと言うと、一緒にされたくないと思うかもしれませんが、僕の大学時代と似ているっちゃあ似ているんですよ。
僕は高校の頃バンドを組んでいて、音楽をやりたいと思っていたし、音楽関係の仕事に就きたいと思ってました。でも、それは憧れの中で美化された音楽業界に就職したかっただけであって、本当にやりたいかどうか自問自答した結果、就職しなかった。だからと言って他にやりたいことはなかったし、気付いたら大学を卒業してフリーター生活突入してました。
その後、僕がradioDTMを始めたのは24歳の時です。
卒業してから何年か、何か始めるわけでもなく、ただバイトをしてフラフラしてました。
ラジオだって別にやりたくて始めたわけじゃない。誘われたから始めただけです。
焦るこたぁない。焦りは冷静な判断を生まない。
「始める」なんて意識は別に必要ないんじゃなかろうか。
就職にしてもバイトにしても「さぁやるぞ!」と意気込んで始めることが正しいとは僕は思わない。”やりたいこと”なんて「とりあえず何か始めてみなよ!」と言ってくれた友人にも無いかもよ。それくらい、”やりたいこと”を持ってる人なんて少ないと思う。
やりたいことがなくたって就職しなくたって、大学生活はいずれ終わる。
大学という場所は、不思議と就職できないことが劣等感や罪悪感につながる場所なんだけど、4年間学んだだけの場所でもある。卒業してもまだ20代前半。
もっともっと単純に、欲しいものとか食べたいものとか見たいもの聞きたいもの行きたい場所に触れてみたらどうだろう。もしかしたらそれにはお金が必要かもしれない。バイトをしなければいけないかもしれない。楽なものを選んでも良いし、写真が好きならば写真関係のバイトをしてみても良いと思う。
別に書かなくても良いのに、わざわざ写真をやりたいという夢を諦めた過去を書いてあるのは、写真が好きだからじゃないのかな。別に将来につながるとか、やりたいこと、とかそういうんじゃなくて「好きなもの」に触れていくのはどうだろう。
始めることの怖さが、やりたいことのない自分から来ているのであれば、やりたいことではなく”好きなこと”をしよう。
そこから見えるものもあると思うんだなぁ。みつを
ちなみに、
僕は31歳にして教習所に通い始めました。
======================
お悩み中のアナタ、社長に人生相談しませんか?
お悩みメール&誕生日おめでとうメールは、info@uroros.netまで。
アーカイブ
radioDTM社長の人生相談 トップページへ
第1回から読む
注目記事
音楽が“聴ける”音楽Podcast番組『radioDTM』にインタビュー。インタビューの模様はラジオで配信されてます!
radioDTMを聴こう! 最新回 #356 次回 |
|
関連記事: