セルフライナーノーツ

 
アルバム『天国から離れて』
ボーカルの脱退後、新たなメンバーと共に宅録で作られたアルバム。作曲の足立はコロナ禍によって世界や日常が大きく変わる中で「過ぎ去った時代に対するノスタルジーと新しい時代に対する喜び」をテーマに、不思議でスピリチュアルなポップソング・アルバムを作った。
アルバム全編を通した深いリバーブとボーカル、ぱるによる独特の歌声は、聴く人を非日常の世界に誘う。イラストレーター死後くんによるアルバムジャケットや中村公輔によるマスタリングも作品の世界観を際立たせている。

 
僕らの失敗
「心中」をテーマに、この世界に対する違和感や居心地の悪さ、生きることの意味を歌った曲。
日本のアシッドフォークをベースにしたメランコリックな曲

 
霧の公園
レゲエ調の曲だが、シンセサイザーの多用など、80年代の細野晴臣のシンセポップに影響を受けた曲。歌詞のテーマは「公園で死んだことに気づかない男（地縛霊）の話」だが、コロナによって世界がよくわからないまま進んでいく事に対する戸惑い、の比喩でもある

 
さよなら
深いリバーブとオリエンタルなメロディの曲。サビのベルシンセが80sぽさもある。
歌詞のテーマは「生まれ変わり」で、命の巡り合い、最愛の人たちとの別れ、再会を願った曲。

 
EMERALD FOUR

京都を拠点に活動する足立大輔を中心にした音楽グループ。
2019年にボーカルの脱退により活動を停止していたが、去年から新たなメンバーと共に活動を再開した。
参加メンバーは
Vo ぱる(象の背)
Gt 足立大輔
Ba 有泉慧(本日休演)
Key ハイジ
Dr 武田啓希(exバレーボウイズ)

京都で不定期に「楽音会」という自主企画イベントもやっている