2021-06-25 18:00 Fuhito Kitahara

OGGYWEST、新作アルバム『sulfur』7月1日リリース。異形の西荻賛歌「LET THERE BE OGGY feat. 没 a.k.a NGS」MV公開

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OGGYWESTが、新作アルバム『sulfur』を7月1日(木)にデジタルリリースすることになった。

 
OGGYWESTは多くの中毒者を生んだ昨年2020年夏の1stアルバム『OGGY & THE VOIDOIDZ』や、今年3月のシングル「メヒコ(フラミンゴ)」も記憶に新しい西荻窪のヒップホップユニット。

 
ダークトロピカルと称される独自の世界観はそのままに、80s Japanese Punk/Hardcoreなどもリファレンスしたという今作はよりアクティブで、ときに怒りを感じる作品。没 a.k.a NGS(Dos Monos)、田島ハルコに加え、poivre、Yancey、Yukei Kobayashiと、前作に引き続きshipbuildersが参加。ミックスは88LEXUZ、マスタリングは向啓介が手掛けている。

 
また、アルバムから「LET THERE BE OGGY feat. 没 a.k.a NGS」を先行配信しミュージックビデオを公開した。

 
こちらはDos Monosのラッパー:没 a.k.a NGSを招き、88LEXUZがビートを手掛けて話題を呼んだシングル「T.Rex imagined his future girlfriend”」に続くコラボレーションが実現。アルバムのモードを決定付ける象徴的なギターリフの中、力強くスピットする没 a.k.a NGSが印象的な異形の西荻賛歌となっている。

 
MVはItsuki Maeshiro氏が編集。暗闇の中で吠え身悶える男たちの猥雑でピュアな世界観を加速させる映像に仕上がっている。チェックしよう。

 
 

OGGYWESTによるコメントが発表された。

-悪魔は硫黄のにおいを纏ってやってくる-
この国は今、硫黄のにおいで満ちている。マスクをしても、ベリー味のカプセルを潰してリトルシガーで一服しても、西荻Rinky Dink Studioの地下でかび臭いクーラーの風を浴びても、纏わりついて決して逃れることのできない臭気。それが自らの身体からも出ていることに気付いたとき、照明は落ち、暗闇の中から地を這う雄叫びが聞こえてくる。
オレたちの鬱屈と慕情、息苦しさ。そして怒りが詰まったこのアルバムを聴いてくれ!

OGGYWEST

 


OGGYWEST – LET THERE BE OGGY feat. 没 a.k.a NGS (prod.88LEXUZ)

 
 

 
OGGYWEST『sulfur』

2021年7月1日(木)
価格:1,200円
レーベル:Zoea
仕様:DIGITAL

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収録曲:
01. LET THERE BE OGGY feat. 没 a.k.a NGS
02. デス・モア
03. 深大寺
04. sulfur
05. X2
06. Poaching feat. shipbuilders
07. メヒコ(つくばREMIX)
08. 1997
09. Melty Kiss feat. 田島ハルコ
10. 大凶
11. Palm縊死
12. OGGYGANG
13. side beach, shooting star

 
Tr.1~7, 10~13 Produced by 88LEXUZ
Tr.8 Produced by poivre
Tr.9 Produced by Yancey
Mixed by 88LEXUZ
Mastered by 向啓介

 



 
OGGYWEST(オギーウエスト)

88LEXUZ(エイティエイト レクサス)とヤング・キュンによるヒップホップユニット。東京西荻窪で2016年に結成し5枚のMIXTAPEと2枚のシングル、続けて2020年8月にファーストアルバム「OGGY & THE VOIDOIDZ」を発表。トラップを主体としたサウンド、現行のトレンドを参照しつつも、日本語ラップの彼岸とも言える唯一無二の世界観に中毒者が続出。そして今夏、没 a.k.a NGS、田島ハルコらを迎えた待望のセカンドアルバム「sulfur」をリリース。いま最も注目すべきアーティストのひとつである。


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