木暮”shake”武彦率いる原始神母、全曲再現ライブ『原子心母 / Atom Heart Mother』4月3日に川崎CLUB CITTA’で開催
原始神母が、全曲再現ライブ『原子心母 / Atom Heart Mother』を4月3日(土)に川崎CLUB CITTA’で開催することになった。
原始神母は2012年、RED WARRIORSの木暮”shake”武彦がピンクフロイドを愛する仲間たちに声をかけて結成した、国内外で高い評価を受けているピンクフロイド・トリビュートバンド。
今年第1弾ライブとなる今回は、昨年2020年の『原子心母 / Atom Heart Mother』リリース50周年のタイミングで行う予定だったが、新型コロナウィルスの影響で実現出来なかった『原子心母 / Atom Heart Mother』のトリビュート。ホーンセクションとコーラス隊、チェリストを招いての再現ライブとなる。
多くの要望を得て、ライブ生配信も急遽決定した。
また、今回の発表に合わせ2018年11月23日にCLUB CITTA’で開催した『原子心母 / Atom Heart Mother』のダイジェスト映像も公開された。チェックしよう。
木暮”shake”武彦によるコメントが発表された。
アルバムのタイトル曲でもある、1曲目の「Atom Heart Mother」は当時のLPレコードではA面全部の大曲だが、自分にとってもフロイドのトリビュートをやりたいと思ったきっかけの一つはこの曲だった。フロイドのメンバー4人の独自な発想と演奏にプラス前衛音楽家のロン・ギーシンにアレンジを依頼し、大人数のコーラス、ブラス隊、チェロを使った、一つの巨大で幻想的な音の体験。
曲のセクションが変わっていくごとに、次々と現れる魔の世界。ギタリストの自分にとっての驚きは前半に出てくる非常にこもったスライドギターのプレイ。その音は衝撃だった。エレキギターとしてはもっとも地味な音を巨大に、魅惑的に表現するその感性には本当にびっくりしたし、その音を理解した瞬間に新たな表現の可能性の領域が自分の中で広がったと感じた。もう一つは後半に出てくるブルースギターのソロ。それはまるで、吸血鬼が空っぽの館でブルースを弾いているような不思議なブルースだ。それまでのフロイドでは意図的に避けてきたブルースギターをブルースとは全く違う領域で鳴らしたことはのちの『狂気』や『炎』などへとつながり、ピンクフロイド、ギタリストとしてのギルモアの可能性を大きく変えたと思う。そして何よりも素晴らしいのは5分近く続くコーラスパート。
やっぱりこれも吸血鬼のイメージがする。その他にもブラスの大胆なアレンジや効果音、グルーヴィーでアバンギャルドなコーラスパート。どこを取っても異世界であるフロイドの音楽の中でももっとも異世界であり、なおかつ素直に感動的な印象が残る素晴らしい曲なのだ。原始神母は第1回目のライヴからこの曲を演奏してきたが、今回は50周年ということで、コーラス、ブラス隊、チェロのミュージシャンなどを招いて、初めてフルバージョンで演奏する予定です。
そしてB面の美しく、小さな曲の数々も含めて、50周年ということでの全曲再現。この貴重な機会を大好きな人も、まだ知らない人もぜひ体験してください。
木暮”shake”武彦
Atom Heart Mother / GENSHI SHINBO (Short edit)
[Supporting Performers] 白石圭美(Sop)、鈴木佐江子(Sop)、山本ア子(Alt) 岡本梨紗子(Vc) |
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インフォメーション
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アクト | : | |
連絡先 | : | |
WEBサイト | : | 原始神母 公式サイト |
WEBサイト | : | 木暮 “shake” 武彦 公式サイト |
: | https://twitter.com/genshi_shinbo | |
: | https://ja-jp.facebook.com/pinkfloydtrips/ |
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