2020-12-10 19:00 Fuhito Kitahara

Minmoa、1stアルバム『帰郷の日』2021年2月3日発売決定。インディーシーンで異彩を放つソフトサイケ〜アシッドフォークバンド

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Minmoaが、1stアルバム『帰郷の日』を2021年2月3日(水)にリリースすることになった。

 
Minmoaは微睡みを誘うような柔らかなサウンドでありながら、どことなく漂う寂寥感、そして独創的な世界観を”うた”で表現する東京インディー・シーン唯一無二の存在感を示すバンド。

 
今作は、Salt Water TaffyやEternity’s Children、Millennium、さらにはFairport ConventionやVirgin Insanityといったソフト&フォークロックからの源流を現代的に解釈したサウンドで高い評価を受けていた彼らが、結成から5年の月日をかけて作り込んだ作品。

 
ヴォーカル、ギター、ベース、ドラム、シンセサイザー、フルート、キーボードといった多様な編成による印象的なアンサンブルと、レイドバックしたフィーリングによるソフトなサイケデリック感を内包したアルバムが完成した。

 
岡村詩野氏、柴崎祐二氏、元山ツトム氏による推薦コメントも発表された(下に掲載)。

 

追記(2021年2月3日)
アルバム『帰郷の日』から「深夜の定期便」のミュージックビデオが公開されました。

 
 


ミンモア「深夜の定期便」(Official Music Video)

 
 

 
ミンモア『帰郷の日』

発売:2021年2月3日(水)
定価:2,500円+税
品番:PCD-25316
レーベル:P-VINE

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収録曲:
1. 誰かが私を通り抜けた
2. 帰郷の日
3. 音信
4. 深夜の定期便
5. オオカミ
6. あこがれ
7. 草原

 


誰かが私を通り抜けた / ミンモア – Live at 神保町試聴室, 8 Jan 2018

 

推薦コメント

※五十音順・敬称略

 

「ニッポン・フォークロア」そんな名前をつけたくなる作品だ。
ブラジルはミナスの音楽や、アパラチアン・フォークへのアプローチを感じさせつつも、どうしようもなく日本の情緒が言葉とメロディに刻まれていて胸が甘やかに締め付けられる。
あの頃の風景と、これからの生活とを繋ぐ魔法の扉のような、柔らかで穏やかだけど意志の強い歌。
リーダーのコンノくんとは「おいしいはなし」の頃からのつきあいで、その頃からちょっとヘンテコな曲を作るソングライターだなと思っていたけれど、今はこんなにも地に足のついたヒューマンなコンポーザーだ。
どの曲も素敵だけど、私は「帰郷の日」が特に好き。旋律もハーモニーもアレンジもパーフェクトです。

岡村詩野(音楽評論家/TURN編集長)

 

前バンド<おいしいはなし>の頃から、リーダーの今野くんは常になにか胸中に思いを秘めたところのある人だと思っていた。
やりたいことをやりながらも、同時に本当にやりたいことを探している、そんな佇まい。
ミンモアという新しいバンドを始動させたという便りを聴いて以来、その「やりたいこと」をどのように熟成させていくのかを密かに期待していたのだけど、このアルバムはその期待に応えてくれる、というかそれ以上の成果を聴かせてくれる。

バンドという形態をもってこういう繊細なニュアンスに富んだ音楽をやること。「ひとり」で音楽をつくることが常態化してしまった今、それはかなり難しい道であると想像する。けれど、ここに結実した音楽は、いかにも軽やかで、センスフルだ。

豊かな余白が全体を包み、さまざまなコミュニケーションの色彩が織り込まれてもいる。
彼らも私も、長らくインディー・ポップに執心してきた同志であるという気持ちを再確認させる、みずみずしい「懐かしさ」。経年とともに新たに生成する、音楽の芳醇。
今、こういう音楽があってくれることが、とてもありがたい。

やりたいことを焼き付けながらも、その余白でやりたいことを更に想像させる音楽。
思えば、私はそういう健やかな野心が秘められた音楽をずっと聴いてきたし、これからも聴き続けるだろう。

柴崎祐二(音楽ディレクター/評論家)

 

待望のミンモアのフルアルバム。素晴らしいですね。抜けるようなフルートやグロッケン、巧みに構築されたコーラス。
この大きな作業をやり遂げた後のライブを早く見てみたいと思いました。きっと素敵に違いないことでしょう。
ボーカルのサエコさん、ちょっとやそっとじゃ動じない佇まいで、なにやら元々ハードコアな界隈に出入りしてたそう。
ガンガンにディストーションだった人達が作るソフトなロックってやっぱりちょっと違いますよ。
僕や僕の周りも割とそんな感じなのでまた一人仲間が増えたみたいで頼もしくもあります。
そしてお坊さんでもありサッカー選手でもあると聞いた。もう逆らえないですよ。笑

元山ツトム(ペダルスティール奏者、ゑでぃまぁこん)

 



 
Minmoa(ミンモア)

2016年、ギターの今野嵩朗を中心に結成されたソフトサイケ〜フォークロックバンド。ヴォーカル、ギター、ベース、ドラム、シンセサイザー、フルート、キーボードといった多様な編成で都内を中心に精力的なライヴ活動を行い2018年にはゑでぃまぁこんの元山ツトムがマスタリングを手掛けた1st EP『Minmoa』を発表、60年代ソフト〜フォークロックを多彩なアンサンブルで現代的なサウンドへと昇華したスタイルで東京インディー・シーンにおいて唯一無二な存在感を示す。2021年2月に待望の1stフルアルバム『帰郷の日』を発売。

今野嵩朗(Guitar) / 沙恵子(Vocal, Synthesizer) / 古見千桜子(Drum,Chorus)


インフォメーション

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WEBサイト Minmoa 公式サイト
WEBサイト Minmoa SOUNDCLOUD
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