2020-11-18 12:00 Fuhito Kitahara

スケボーキング、12年ぶりの新作!復活両A面シングル『不気味の谷 / キャプテン隊⻑』12月2日リリース決定

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スケボーキングが、両A面シングル『不気味の谷 / キャプテン隊⻑』を12月2日(水)にデジタルリリースすることになった。

 
2010年の解散ライブから10年の時を経て、2020年2月に再結成を果たしたスケボーキング。本格的な活動再開を発表したその矢先に世界中をコロナショックが襲い、4月に予定されていた復活ライブをはじめ全ての公演がキャンセルとなった。

 
それから約半年間、スケボーキングは再び沈黙の時を重ね、「SBKは果たして本当に復活したのか!?」そんな声まで囁かれ始めた2020年後半、今年も残すところあと僅かというこのタイミングで新作としては12年部りとなる作品が遂に完成した。

 
今作は、過去・現在・未来を縦横無尽に行き来し、進化と普遍性を遊び心あふれるスタンスでクリエイトした、まさにスケボーキングの真骨頂に仕上がっている。

 
SHIGEOによる楽曲解説も発表されたのでチェックしておこう(下に掲載)。

 
 

 
スケボーキング『不気味の谷 / キャプテン隊⻑』

発売:2020年12月2日(水)
価格:500円
品番:THNG-007
レーベル:Things Records

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収録曲:
01. 不気味の谷
02. キャプテン隊⻑

 



 
SHIGEOによる楽曲解説

今回12年ぶりのスケボーキングとしてのレコーディン グと言う事でいささかの緊張はありつつも、あの頃の古き良きミクスチャーバンドの新たな側面を探すべく 我々の新たな旅路が始まりました。 そこで新たに発表するスケボーキングの音楽を皆さん によりお楽しみいただくために、新曲2曲のテーマを エピソードを交えながら解説します。

まずは『不気味の谷』から

曲のテーマは、アンドロイドやA.Iの性能を高めてより 人間らしさを追及していけばいくほど皮肉にも不気味に感じてしまうというゾーンを指し示した“不気味の谷 現象”が、いかにもスケボーキングらしいテーマだなと思ったので採用しました。

アンドロイドをより人間に近づけようと頑張ってるのも人なのに、近づけば近づくほど結局はその人間に不気味がられてしまうという皮肉めいた不条理さ、努力の報われなさや切なさが、なんだかバカらしくもありユーモラスだなぁと。

トラック制作の裏話的には、冒頭で使用しているヴォ コーダーが10数年前に中古楽器屋さんで購入したもので、その頃は結局一度も使わずにそのまま放ってあっ たものを、今度のレコーディングで歌録りに来たSHUN さんと遊びながら音を出したところ、ビースティボー イズの“あの音”がたまたま出たことに大興奮!! そのヴォコーダーにバスガイド仕様のマイクを使って SHUNさんが“不気味の谷”と連呼したものをそのまま採 用しています。是非その光景を想像してみてください。

続いてキャプテン隊長

よく Dragon AshのkjがSHUNさんのことを年上にもかかわらず“シュンちゃ ん先輩”って呼んでいて、その全然尊敬されてない先輩って感じがかなりオモロくて笑笑。
キャプテン隊⻑って“キャプテン”と“隊⻑”が意味重複しちゃっててなんかバカにされてる感じがするし、全 然リスペクトされてないけど、他に適任者も見当たらずにしようがなく船頭やっちゃってる人っている じゃないですか?
そういう感じを想像して“キャプテン隊⻑“だなぁ…と。

リアリティを反映した部分でいうと、スケボーキングが解散した2010年に、その頃に所属していた事務所 の社⻑が売り上げとかのバンドのお金を持ち逃げして行方がわからなくなった事件がありまして、その人 への思いをニヒリスティックにユーモラスに歌にしました。

ピース✌

 



 
スケボーキング SBK

1995年結成。
2000年1月インディーズ時代の楽曲のベストアルバム『SUPER BEST』でデビュー。
2001年小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」をサンプリングした「TOKIO LV」がオリコンウィーク
リーチャートで10位にランクイン。一気に知名度を拡げた。
2002年には嵐に少年隊の楽曲「ABC」をサンプリングしたシングル「a Day in Our Life」を提供し話題を集めた。
ヒップホップとロックをミックスするスタイルで、2000年代初頭に起こったミクスチャームーヴメントの旗手として一躍シーンの代表アーティストとして注目を集めた。
Dragon AshのKJをゲストに招き発表されたコラボ作品「EPISODE1」は大きな話題を集めその後 SBKとDragon Ashが交互に発表する「EPISODEシリーズ」として現在までに6作品が発表されている。
2010年6月にSHIBUYA-AXで行われたデビュー10周年ライブ『EPISODES』を以って解散を発表。
2020年2月、約10年の時を経てSHIGEO(ボーカル/ラップ)SHUN(ボーカル/ラップ)SHUYA(スクラッチ)MASH(ベース)、解散時と同じ4人のメンバーでの再結成。


インフォメーション

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WEBサイト スケボーキング 公式サイト
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