2020-08-31 22:00 Fuhito Kitahara

冥丁、3rdアルバム『古風』9月27日発売決定。ピアノや和楽器、わらべ歌や民謡の破片などを組み合わせノスタルジックかつ幻想的な情景を描きだす

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冥丁(Meitei)が、3rdアルバム『古風』を9月27日(日)にリリースすることになった。

 
冥丁はデビューアルバム『怪談』がPitchfork2018年度の「ベスト・エクスペリメンタル・アルバム」の1枚に選出されるなど、国内外のエレクトロニック〜アンビエントシーンで大きな注目を集める日本人アーティスト。

 
今作は、前二作『怪談』『小町』続く「LOST JAPANESE MOOD」を描き出す3部作の最終章。ピアノや和楽器の音色、フィールドレコーディング、わらべ歌や民謡の破片を、遊び心を伴った冥丁の稀有な感性で組み合わせ、想像上の過去と現在を繋いだノスタルジックかつ幻想的な音の情景を描きだしている。

 
SoundCloudにてアルバム収録曲「花魁 Ⅰ」「万葉」の試聴音源が公開された。チェックしてみよう。

 
 

 
 

 
冥丁『古風』

発売:2020年9月27日(日)
価格:CD 2,480円+税 / デジタル 1,800円
品番:AMIP-0221
レーベル:KITCHEN. LABEL
流通:株式会社インパートメント
仕様:国内流通盤CD / デジタル

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収録曲:
1. 金継ぎ
2. 万葉
3. 花魁 I
4. 貞奴
5. 縁日
6. 女房
7. うらめしや
8. 花魁 II
9. 音二郎
10. 少年
11. 郷愁
12. 幻影
13. 数寄

 
作品解説:

デビューアルバム『怪談』がPitchfork2018年度の「ベスト・エクスペリメンタル・アルバム」の1枚に選出、そして翌年2019年発表の2ndアルバム『小町』も国内外で高い評価を獲得するなど、日本の古い文化をモチーフにした唯一無比のオリジナリティーで一躍世界のエレクトロニック~アンビエントシーンに躍り出た広島在住のアーティスト冥丁(メイテイ)が、待望の3rdアルバムをシンガポールKITCHEN. LABELよりリリースする。

前二作『怪談』『小町』に続き、本作『古風』でも再び日本の古い文化に焦点を当て、”日本の古い美学への風刺”をテーマに「LOST JAPANESE MOOD」(失われた日本のムード)を描き出す3部作を完結させる。ピアノや和楽器の音色、フィールドレコーディング、わらべ歌や民謡の破片を、遊び心を伴った冥丁の稀有な感性で組み合わせ、想像上の過去と現在を繋いだノスタルジックかつ幻想的な音の情景が描き出されている。連作となる「花魁 I」(M-3)と「花魁 II」(M-8)では、古いドラムや金属の音を加工した疾走感のあるヒップホップのリズムで、これまでにない緊張感揺らめくサウンドを構築。さらに、意味がわからないまで解体された声のサンプル使いは、宮崎駿氏の「世の中にはロジックで物事を考えるべきではない瞬間もある」という概念に共感し、言葉を超えた別の何かを生み出している。また、家父長的な日本社会で長年苦しんできた労働者階級の女性たちに捧げた「女房」(M-6)や、梅毒が蔓延する過酷な労働環境で働く遊女たちを描いた「花魁」(M-3, 8)など、昔の日本社会において自由がなかった女性たちを取り上げ、溝口健二監督のようなアプローチで彼女たちの想像を絶する痛みを優しさをもって形にしている。

本作をもって冥丁は日本の忘れ去られた過去の文化への探求に別れを告げるが、『古風』は世界から完全に切り離された歴史の一部を日本のみならず海外のリスナーにも語り継いでいくことができる作品である。

 



 
冥丁(メイテイ)

日本のムードに焦点を当てたコンセプトアルバムをリリースしている電子音楽家。”LOST JAPANESE MOOD”というコンセプトの下、日本人の意識から徐々に失われつつある文化的なアイデンティティや美意識のあり方をアイコニックでユニークなサウンドに仕上げている。これまでに妖怪をテーマにした『怪談』(2018)、夜をテーマにした『小町』(2019)の2枚のアルバムを海外レーベルよりリリース。『怪談』はPitchforkの2018年Best Experimental Albumsに選出された。2020年にはSonar festival 2020公式PR動画に楽曲が採用され、同年3月、バルセロナで開催されたMUTEK ESに出演。コンセプトに基づいて作られたアルバムワークのキャリア以外に、演劇、映画、ファッションなどの様々な分野への楽曲提供、選曲など、テーマに合わせた音の提案も行っている。


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