COM.A、13年ぶりの新作アルバム『Fuck Dream and Kill Hope』リリース。20年代の幕開けにふさわしいサウンドに
COM.Aが、13年ぶりの新作アルバム『Fuck Dream and Kill Hope』を本日6月3日(水)にリリースした。
COM.Aは1998年に実兄でもあるジョセフ・ナッシングとのユニット「ROM=PARI」と並行しながら、COM.A名義での活動を開始。パンク・ミーツ・IDMなサウンドで一世を風靡してきた。
今作は、攻撃的なタイトルから想起させられるアグレッシヴなフューチャーノイズからメロウなダウンテンポ、そして洗練されたアンビエントまで変幻自在なスタイルを披露。エレクトロニック・ミュージックの歴史と進化、そして未来を感じさせる20年代の幕開けにふさわしいサウンドに仕上がっている。
リード曲「Liar’s hand (Shortened Version)」のオフィシャルオーディオも公開された。こちらはアルバムに収録されたものとは別ヴァージョンとなる。
world’s end girlfriendや、Have a Nice Day! 浅見北斗らによるレコメンドコメントも発表されている。オフィシャルオーディオと併せてチェックしよう。
Liar’s hand (Shortened Version) [Official Audio]
COM.A『Fuck Dream and Kill Hope』Teaser
COM.A『Fuck Dream and Kill Hope』
発売:2020年6月3日(水)
定価:CD 2,400円+税 / デジタル 1,870円
品番:PCD-24941
レーベル:P-VINE
仕様:CD / デジタル
Amazonでみる(デジタル)
TOWER RECORDS ONLINEでみる(CD)
収録曲:
1. Unintelligent Life Forms
2. Another D
3. Signs
4. Fortuitous Blood
5. Rife
6. Liar’s hand
7. Let us be thankful and be happy
8. You know who you are
9. False Repentance
10. Vanished Sprout
11. Centillionaire
作品解説:
90年代からテクノロジーとともに急激な進化を遂げたエレクトロニック・ミュージック、世界各地にそのムーヴメントが巻き起こりUKからエイフェックス・ツインやオウテカといった世界的な成功を収めるアーティストが出現するなか日本からのカウンターとして現れたのがCOM.Aだ。1998年に実兄でもあるジョセフ・ナッシングとのユニットROM=PARI(ロム・パリ)と並行しながらCOM.A名義での活動を開始、世界各地のレーベルからリミックスワークやコンピレーション収録にオファー受けるなか盟友SHIRO THE GOODMANとともにROMZ RECORDS(ロムズ・レコーズ)設立し自身の作品のリリースとともにKid606主宰のTigerbeat6と双方のリリースを日本~USで行うなど当時のシーンに多大な影響を与えたアーティストである。13年振りとなる最新作『Fuck Dream and Kill Hope』は攻撃的なタイトルから想起させられるアグレッシヴなフューチャー・ノイズからメロウなダウンテンポ、そして洗練されたアンビエントといった変幻自在なスタイルを披露、エレクトロニック・ミュージックの歴史と進化、そして未来を感じさせる20年代の幕開けにふさわしいサウンドだ。アルバムに収録されたものとは異なるヴァージョンによる「Liar’s hand (Shortened Version)」オフィシャル・オーディオも公開!
レコメンドコメント あの頃からお互い変わらない部分と進化した部分、歳食った部分あるよね。 world’s end girlfriend (Virgin Babylon Records)
新型コロナウィルスに東京オリンピック延期、日々更新され加速してゆくディストピアな状況。COM.Aくんからもらったニューアルバムを聴きながら夜の首都高を走る。街はいつも通り動いている。2000年代にdream and hopeを初めて聴いた時に感じたチープな終末感とそれを笑い飛ばすジョークのようなクライマックスな気分。そしてこんな混沌とした2020年にこのアルバムが聴けるなんてね、めちゃくちゃ最高。 Have a Nice Day! 浅見北斗
沈んだ日本。暗い世界。先のない地球。こんな時にCOM.Aが昏睡状態から覚めるとは。玉手箱を開けると次から次へとパワフルな音楽が。ぜんぜん空気、読めてません草。 三田格
みごとなパラドックス。夢と希望の電子音楽のオンパレード。 野田努(ele-king)
十年どころか三年前がひと昔前のさっこん、干支がひとまわりしておつりがくる十三年ぶりの新作とは、開いた口も耳もふさがらないが、そこに流れこむ音響はかつての異形の美から美の異形へ、軽やかに翻っている。タイトルからは想像もつかない楽想のポップさと印象深いメロディ、それらが重なる縦の線の動かし方がとても秀逸。二〇二〇年のサウンドトラックとでももうしましょうか。 松村正人(『前衛音楽入門』の著者) |
インフォメーション
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