2016-02-25 18:30

やくしまるえつこ、Yakushimaru Experiment名義による即興・朗読・数字を扱う実験コンセプトアルバム『Flying Tentacles』3月30日発売

Yakushimaru Experiment

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相対性理論のやくしまるえつこが、”Yakushimaru Experiment”名義による即興・朗読・数字を扱う実験コンセプトアルバム『Flying Tentacles』を3月30日(水)に発売する。

 
今作は、坂本龍一のレーベル「commmons」の10周年を記念してリリースされるもので、やくしまるが操る9次元楽器dimtaktを始めオリジナル楽器演奏者4名による光の即興セッション「光と光と光と光の記録」、作家・円城塔氏とのコラボレーション作品、夏目漱石との時空を超えた前代未聞の朗読共演など、計6曲ながら約1時間にも及ぶ作品となった。

 
円城塔氏は、やくしまる及び本作品を評して「人力、世界シミュレーター。」とコメントを寄せている。ライナーノーツには円城塔書き下ろしによる本アルバムに捧げるテキストと、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員・畠中実氏によるアルバム解説が収録される。

 
レコーディング&ミキシングエンジニアは、先日発表となった相対性理論の最新アルバム『天声ジングル』(4月27日発売)をはじめ多数の相対性理論・やくしまるえつこ作品を手がける米津裕二郎氏、マスタリングエンジニアはオノ セイゲン氏。収録曲のうち即興セッションの楽曲はDSD録音による一発録りでレコーディングされたという。

アートディレクション&ドローイングはやくしまるえつこ本人、アートディレクション&デザインはSemitransparent Designが担当している。

 
なお、4/27には相対性理論のニューアルバム『天声ジングル』の発売が、また7/22には相対性理論の初日本武道館自主企画『八角形』の開催が決まっている。詳しくはコチラの記事を確認してほしい。

 
 

YakushimaruExperiment_JKT

 
Yakushimaru Experiment『Flying Tentacles』

発売:2016年3月30日(水)
価格:2,500円(税抜)
品番:RZCM-86085
レーベル:commmons × みらいレコーズ

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Flying Tentacles 収録曲と簡単な解説

 
M1. 光と光と光と光の記録
オリジナル9次元楽器dimtaktを操るやくしまるえつこに加え、レーザーギター:ドラびでお、OPTRON:伊東篤宏、スライムシンセサイザー:ドリタ、のオリジナル楽器演奏者4名による光の即興セッション

 
M2. タンパク質みたいに
京都SFフェスティバル2015で初公開され大きな話題を呼んだ円城塔とのコラボレーション作品

 
M3. PCNC++
やくしまるとドラびでおによる即興セッション

 
M4. ウラムの螺旋より
やくしまるが素数を譜面化し、人力聴覚化した楽曲

 
M5. 思い出すことなど
やくしまると、夏目漱石(骨格から復元されたモンタージュ音声)との時空を超えた前代未聞の朗読共演を、音源作品として再構築した作品。「FREEDOMMUNE 0 A NEW ZERO 2012」にて一部公開されたもの。

 
M6. 空飛ぶテンクタクルズ
やくしまるによる9次元楽器dimtaktのソロ多重奏

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*本作にはノイズやサイン波が多数収録されていますが、作品の要素として演奏に起因するものですのでご了承ください。

 

Yakushimaru Experiment「光と光と光と光の記録」 (short ver. )
dimtakt・やくしまるえつこに加え、レーザーギター・ドラびでお、OPTRON・伊東篤宏、スライムシンセサイザー・ドリタのオリジナル楽器演奏者4名によるによるセッション映像

 

YakushimaruExperiment_JKT_tenkai
ジャケット展開画像

 

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