2020-04-21 19:00 Fuhito Kitahara

湘南のDJバー「Chill out酒場常夏」支援コンピ『SAVE常夏』4月23日配信開始。あら恋、Sugar Plant、Auto&mst、SAIRUら集結

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湘南のDJバー・Chill out酒場常夏を支援するコンピレーション『SAVE常夏』が、4月23日(木)にOTOTOYにてデジタルリリースされることになった。

 
Chill out酒場常夏は2019年夏に神奈川県藤沢駅南口近くにオープンしたDJバーで、野外フェス『秘境祭』オーガナイザーにしてDJユニット・Dramatic Boysのメンバーでもあるキノシタリュウ氏がオーナーを務めている。オープン当初から湘南在住者や彼のネットワークで集まった県外DJ、ミュージシャンが集い、日夜パーティやライブが繰り広げられ、湘南の新しい音楽シーンを形作ってきた。

 
今作は、新型コロナウイルスの影響で存続の危機に陥った同店を救うべく、店の常連でもあり自身もミュージシャン/エンジニアとして活動するイシモトサトシ氏(pasadena)が発起人になり制作。

 
4月6日に参加者募集を開始したところ、1週間で10組、最終的に16組のアーティストが名乗りを上げ、常夏に集うアーティスト、秘境祭に出演経験のあるアーティストなどが次々と楽曲を提供してくれたとのこと。

 
OTOTOYが企画する「SAVE OUR PLACE」のプラットフォームを利用して流通し、手数料を引いた全額を「常夏」へ寄付される。

 
募集開始からわずか2週間で発売という異例のスピードで作られたこのコンピは、全国、全世界にある小さな音楽スペースに集うミュージックラバーズが自分たちの愛すべき場所を守ろうとするアクションのお手本にもなりそうだ。

 
 

イシモトサトシ氏(pasadena)によるコメントが公開された。

今回常夏オーナーのりゅうくんと一緒にコンピのコンパイルをしていく中で、いかに彼が皆に愛されているかというのをひしひしと感じました。そうでなければこの短期間にこれだけの人が参加してくれるはずないですよね。そしてみんなクオリティが高い!!日々届けられる音源を聴きながら曲順考えるのが楽しくてしょうがありませんでした。
できたばかりの藤沢の小さなDJバー。その場所を守りたいという人達の気持が詰まった一枚になってます。その気持はここ「常夏」だけじゃなくて、きっと日本中、世界中の街にある全ての同じようなお店に溢れるてるんでしょう。

ここに収録された曲がお店で鳴り響くの楽しみにしてます。

最後にりゅうくんからも一言もらっていますのでそちらを紹介します。

「生き抜いて、ふたたびパーティーで濃厚接触&乾杯できる日を楽しみにしています!」

pasadena

 

 
V.A.『SAVE常夏-OTOTOY版-』

発売:2020年4月23日(木)
販売期間:発売から3ヶ月間
価格:1,500円+税
仕様:デジタル

販売サイト:OTOTOY

 
アーティスト/楽曲:
・shunshun / アベノマスク
・Ahh! Folly Jet / STRAYHORN
・go max剛田&BTB特効 / Summer time Now
・SAIRU / HAIR OF DOG
・pasadena / 134stroll(常夏ver)
・AZS!arata / NUTS&STAR
・Masia and 田中光 / A Gold Misfit
・Tyme. / pray for the door
・Auto&mst / Restful Days
・Sugar Plant / at last
・molphobia / everlasting summer vacation days
・Shiba from Freedom Sunset / Espresso
・あらかじめ決められた恋人たちへ / ドット
・love me tender / Hello, Goodbye.
・Indus&Rocks feat .Yota Kobayashi / 緑香るLIVE at 国立地球屋 R2.3.1
・画家 / 最高の夜だぜ

 

作品解説

 
個人商店の灯を消すな

昨年夏、藤沢駅南口近くにオープンしたDJバー「chillout酒場-常夏-」。
野外フェス「秘境祭」オーガナイザー、DJユニット「Dramatic Boys」のメンバーでもあるキノシタリュウがオーナーを務めるこの小さなスペースは、オープン当初から湘南在住者や彼のネットワークで集まった県外DJ、ミュージシャンが集い、日夜パーティやライブが繰り広げられ、湘南の新しい音楽シーンを形作ってきた。
漸く経営も軌道に乗り始めた矢先、新型コロナウィルスの影響を受け店は休業を余儀なくされる。できたばかりの小さな店に開店費用や店のランニングコストを支払うだけの体力があるはずもなく、いきなり閉店の危機が訪れてしまった。
国の支援がいつから始まるのかも分からない中、クラウドファンディングでの資金調達、SNSで知り合った市議の方達への陳情など、個人でやれることをやりながらなんとか店を存続させようとする彼の姿を見て、店の常連でもあり自身もミュージシャン/エンジニアとして活動するイシモトサトシ(pasadenaa)が、今回のコンピレーション企画を立ち上げた。
音楽配信サイトOTOTOYが「Save Our Place」と名付けて4月3日に始めた企画-ミュージシャンが創った音源をOTOTOYで販売し、その売上をミュージシャンが希望する施設へ届けるというシステム-を活用し、常夏を支援するコンピレーションを作ろうとキノシタに持ちかけたのだ。

4月6日に参加者募集を開始したところ、1週間で10組、最終的に16組のアーティストが名乗りを上げた。常夏に集うアーティスト、秘境祭に出演経験のあるアーティストなどがキノシタの為に次々と楽曲を提供してくれた。
募集開始からわずか2週間で発売という異例のスピードで作られたこのコンピレーションはキノシタへの愛情が詰まった1枚であると同時に、全国、全世界にある小さな音楽スペースに集うミュージックラバーズが、自分たちの愛すべき場所を守ろうとするアクションの一例とも言えるだろう。


インフォメーション

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