2017-12-07 18:00 Fuhito Kitahara

民謡クルセイダーズ、1stアルバム『エコーズ・オブ・ジャパン』のティーザーを公開。キヲク座、武徹太郎(馬喰町バンド)らのコメントも

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民謡クルセイダーズが、12月13日発売の1stアルバム『エコーズ・オブ・ジャパン』のティーザーを公開した。

 
彼らは、東京・福生在住で米軍ハウス「バナナハウス」のギタリスト田中克海が、モノホンの民謡歌手フレディ塚本と近所の某酒場で意気投合したことをきっかけに、2012年に福生周辺の辺境音楽好きが集まり結成。

正規CDリリース前にもかかわらず、ライ・クーダーがツイッターで取り上げたり、ピーター・バラカンが監修する音楽フェスティバル「Peter Barakan’s LIVE MAGIC!」に出演したりと、すでに大きな注目を集めている。

 
ニューアルバムは、かつて戦後間もない頃に試みられた日本民謡とラテンリズムの融合を21世紀に再生させるもので、ラテン、カリブ、ジャマイカ音楽に精通したミュージシャン達により米軍ハウスでセッションを重ねて生み出された、新しい時代の民謡大全集だ。

 
なお、2018年1月21日(日)には表参道CAYにてリリース記念ライブも決定している。

 
 


民謡クルセイダーズ『エコーズ・オブ・ジャパン』ティーザー

 
 

新たに、小嶋謙介氏、キヲク座の3氏、武徹太郎氏(馬喰町バンド)によるコメントも公開された(すでに発表されているコメントはこちらをチェック)。

民クルを初めて観たのは福生のライブハウスで確かこの日がデビューライブだったのかな。
アフロビートをバックに民謡を唄うそのカオスなスタイルに胸がキュンキュンしましたよ。
日本人で良かったな俺♡みたいな。
早く世界に羽ばたいて地球のみんなをキュンキュンさせて下さいね。

小嶋謙介(デザイナー)

 

豊かな感情で、リズミカルに紡がれた民謡。
これはまるで、創作発酵食品。
熱気や陽気さの中にある、そこはかとない寂寥を味わう。

五味俊也(キヲク座)

 

現代を生きる多くの人にとって
「民謡」はなにか伝統的な歌唱、古い行事の一つ、
遠い昔の出来事、でしかないかもしれない。
でもその昔にその歌を聴いた人たちは
きっとこんなふうにじっとしていられなくなって、
きっとこんなふうに時を忘れて、
きっとこんなふうに「格好良い」と思ったにちがいない。

石山ゑり(キヲク座)

 

ルーツ×ルーツ 何と潔い音だろう。
時代の先を行っているのか、、、
はたまた逆行しているのか、、、

異端の十字軍が鳴らす音は、
肌の色関係無く、世界の人種が日本の民謡で踊ることになるでしょう。

カツオユウスケ(キヲク座)

 

離れ離れだったところの音楽が巡り巡って多彩に混じり合って花咲く正体不明のエネルギーって面白い。
三軒茶屋で初めて対バンした民謡クルセーダーズのライブは最高だった。
ほらこれは戦後間もない頃の移民達がはじめたバンドだよ、ほらこれは近未来SF映画に登場する架空のバンドだよ、ほらこれは現代のクラブシーンを毎夜賑わす多国籍バンドだよ、どれでもうっかり信じてしまいそうになる。
時空を自在に往き来する陽気な酔っ払い達に心から乾杯~。

武徹太郎(馬喰町バンド)

 

 
民謡クルセイダーズ『エコーズ・オブ・ジャパン』

発売:2017年12月6日 13日(水)
定価:2,500円+税
品番:PCD-25239
仕様:CD

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TOWER RECORDS ONLINEで見る

収録曲:
1. 串本節(和歌山県)クンビア
2. ホーハイ節(青森県)アフロ
3. おてもやん(熊本県)レゲエ
4. 真室川音頭(山形県)ビギン
5. 安来節(島根県)エキゾボレーロ
6. 秋田荷方節(秋田県)エチオピアンファンク
7. といちん節(富山県)アフロ
8. 炭坑節(福岡県)ブーガルー
9. 会津磐梯山(福島県)ラテン
10. 相撲甚句 アカペラ

 


Makoto Kubota presents 「民謡クルセイダーズの夜」@サラヴァ東京 ダイジェスト

 


MINYO CRUSADERS / 民謡クルセイダーズ LIVE at MORE “AIZU BANDAISAN / 会津磐梯山”

 



 
民謡クルセイダーズ

フレディ塚本(vo)、Meg(vo, pianica)、田中克海(g)、DADDY U(b)、Moe(key)、イデ ソノオ(timbales)、小林むつみ(bongos)、Irochi(congas)、山内ステファン(tp)、大沢広一郎(sax)

かつて戦後間もない頃、偉大なる先達――東京キューバンボーイズやノーチェクバーナが大志を抱き試みた日本民謡とラテン・リズムの融合を21世紀に再生させる、民謡クルセイダーズ。東京西部、横田基地のある街、福生在住で米軍ハウス「バナナハウス」主のギタリスト田中克海が、モノホンの民謡歌手フレディ塚本と近所の某酒場で意気投合したことをきっかけに、2012年、福生周辺の辺境音楽好きが集まり結成。70年代以降には福生でよく見られたハウス・セッションを続けながら現在に至る。


インフォメーション

タイトル 民謡クルセイダーズ『エコーズ・オブ・ジャパン』リリース記念ライブ
開催日時 2018年1月21日(日)
open/start TBA
 
開催場所 CAY
(東京都港区南青山5-6-23)
 
料金 TBA
アクト TBA
連絡先
WEBサイト 民謡クルセイダーズ 公式サイト
WEBサイト
twitter
facebook https://www.facebook.com/minyocrusaders
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