2017-02-26 20:00

Gerbera Music Agencyの金野和磨さん&石松豊さんに聞く「音楽PRエージェンシーってどんなお仕事ですか?」| 音楽業界のお仕事インタビュー第2弾

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| 音楽PRエージェントになるには

 

   この仕事をやっていて良かったと思う瞬間を教えてください。

 

石松 自分が作ったWebサイトをアーティストが喜んでくれることももちろんですが、そのサイト使ってアーティストがファンに発信したりとか、新曲ができてSoundCloudにアップして多くの人に聴いてもらえたりだとか、アーティストもファンも喜んでいる時が嬉しいですね。いいものを作ったというよりも、それがアーティストやファンのためになっている方が喜びを感じますね。

 
金野 僕も近いんですけど、チーム一丸となって制作したものがリスナーにしっかり届いて、アーティストが喜んでくれたときです。自分ひとりよりも、チームのメンバーと作った何かがリスナーに響いた時の方がやりがいを感じます。

 

   目標はありますか?

 

金野 ある景色を見たいと思っていまして。
代理しているバンドがいろんな困難を乗り越えて、Zeppみたいな大型のライブハウスだとか、ホールでワンマンをやることになったとするじゃないですか。当日に満員のお客さんがそのバンドのパフォーマンスを見てうわーっと熱狂していると。それをチームのメンバーと舞台袖で見て、みんなで喜びたいです。で、打ち上げでアーティストやチームのメンバーとうまい酒を呑みたいですね。

 

   PRエージェントに求められるものって何だと思いますか?

 

金野 「作る側(アーティスト)」と「受け取る側(リスナー)」の真ん中に心根を置けるかどうか。それが全てだと思います。アーティストがもともと持っている魅力をより引き出す、という観点を持ちつつ、リスナーの需要と重なるところで企画できるかどうかですね。代理するアーティストのことを知り、シーンを知り、リスナーのことを知る。これらがバランス良く求められると思います。僕も苦労している部分なんですが、どれかに偏りがちなので。

 

 

石松 アーティストとファンがどちらもハッピーじゃないと音楽全体がハッピーにならないと思うので。その間で、僕らが得意なことで盛り上げていく感じですね。

 

   このお仕事を始めてみたいと思っている人に、仕事のとっかかりを教えていただけますか?

 

石松 例えば、バンドサークルなどに入っていたら作る側の気持ちはわかっていたりするわけで、だんだんそれを誰かに発信したいという気持ちになると思うんです。それが「じゃあ発信する相手はどんな人がいいんだろう」とか、「どういう人だったら好きになってもらえるだろう」とか、そういった視点に繋がっていくと具体的に何ができるか見えてくると思います。

 
金野 リスナー側を知るんだったら、例えばいろんなフェスに片っ端から行ってみるとか。実際に現場に足を運ぶと、「あのバンドのタオル巻いてるお客さん多いな」とか、「この時間帯はこのバンドが入場規制になるんだ」とか。そういう気づきみたいなものって、現場に行って観察すると得られると思うので。

あと、書くことができる人なら、好きなアーティストのコラムを書いちゃうとか。できが良ければエゴサーチがきっかけでアーティスト本人と繋がれるかもしれないですし。

 
石松 毎日Twitterで書きまくるとかね。

 
金野 僕も最初はTwtterで情報発信していましたね。なんとなくプロモーションについて連続ツイートしてたら、「これトゥギャッた方がいいよ」って知人の方からアドバイスをいただいて、Togetterでまとめて。それが思いのほか広がったので、ブログを作って。そこから情報発信していたら読んでくれる人が増えて、声をかけてくれるプロデューサーの方がいて……そういう紆余曲折があって、今に至るんですよね。

 
石松 自分にできることとか、想いや好きな気持ちを日々発信してみるとか。その積み重ねの延長線上に、お仕事が見えてくるかもしれません。もしかしたら金野さんがスカウトするかもしれませんよ(笑)。

 


金野さん、石松さん、ありがとうございました!

 
 

   今後、日本にエージェントやエージェンシーは増えていったほうがいいと思いますか?

 

金野 何かしらの専門性をもったエージェント/エージェンシーは増えていったほうがいいと思います。スペシャリストを集めてチームをつくりたいと思っているアーティストにとって、魅力的な選択肢だと思うので。

 
石松 僕らが先導していくようなね。デジタルなツールにすごい特化した人とか、逆にアナログに特化した人がいてもいい。いろんな専門家がいたらいいと思います。

 

   最後にUROROS読者へメッセージをおねがいします。

 

石松 好きな音楽は好きと、ぜひ言い続けてください!

 
金野 インタビューしてくださったから言うわけではないんですけど、UROROSさんは信頼できる音楽メディアだと思います!

 
 


下北沢のイタリアンベースのクールなダイニングカフェart RéG caféさんでインタビューさせていただきました。

art RéG café
東京都世田谷区代沢5-30-10 アール下北沢2F
http://regcafe-r2.com
https://twitter.com/art_ReG_cafe
https://www.facebook.com/artReGcafe/

 
 

GMA担当アーティスト ミュージックビデオ

 
OLDE WORLDE


Olde Worlde – Emmy (Official Audio)
公式サイト

 

ENTHRALLS


ENTHRALLS / 496km
公式サイト

 

小南泰葉


小南泰葉 – 傷
公式サイト

 

東のエデン


東のエデン/Clear up, Cry, and sometimes Song!【MV】
公式サイト


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