2018-03-14 11:00 Fuhito Kitahara

Serphの最高到達点!人生というロードムービーの主役たちに贈る、約3年ぶりのオリジナルアルバム『Aerialist』が完成


Serphが、約3年ぶりとなるオリジナル新作アルバム『Aerialist』を4月21日(土)にリリースすることになった。

 
Serphは2009年に素顔もプロフィールも謎のまま、突然変異種的に世に現れた異色の音楽家。別プロジェクト「Reliq」や、ボーカリストNozomiとのユニット「N-qia」のトラックメーカーとしても活動している。

 
今作は、ベスト盤やプラネタリウム作品のサントラ盤を間に挟み、オリジナルアルバムとしては約3年ぶりのリリース。ジャズやヒップホップに焦点をあてたソウルフルな前作『Hyperion Suites』とは異なり、ジャングルやドラムンベース的な軽やかに疾走するビートに、美麗なピアノやチャーミングな電子音で奏でるノスタルジックな旋律が重なり、ディレイやリバーブを多用した音響も相まって、究極の透明感・多幸感に満ちた、Serph史上最も光あふれる最高到達点とも言える作品に仕上がった。

 
作品のコンセプトは、「架空のロードムービーのためのサウンドトラック」。人生という旅における感謝の気持ちと旅情を、Serphが自身の魅力を最大限に発揮して、スリリングにポジティブに、一枚のアルバムに描きだしている。

 
なお、4月14日(土)には恵比寿LIQUIDROOMで、自身二度目のライブ『Serph 2nd Concert “NEURAL MAGIC”』を開催する。このワンマンで、アルバムの先行販売も行われることが発表された。

 
人生というロードムービーの主役たちに贈る、ニューアルバム『Aerialist』が完成した。

 


ニューアルバム収録「sparkle」フル尺試聴

 
 

 
Serph『Aerialist』

発売:2018年4月21日(土)
価格:2,300円(税抜)
品番:NBL-224
レーベル:noble
※4月14日(土)の恵比寿LIQUIDROOM公演で先行発売
※4月14日の2ndコンサートでの先行発売及びレーベル通販でご購入頂いた方に限り、Serphの未発表音源を収録したボーナスディスク付き

レーベル公式通販 / TOWER RECORDS ONLINE / Amazon

収録曲:
01. first train home
02. coil
03. sparkle
04. airflow
05. nightfall
06. folky
07. ignition
08. artifakt
09. traveller
10. weather
11. popp
12. sunset
13. phosphorus

 
produced, composed, mixed and mastered by Serph
M-12 voice by Nozomi from N-qia

jacket artwork: Ai Kohno
art direction and design: Atsuo Negishi & Tadahiro Kobayashi (Aim Design)

a&r direction: Junji Kubo (noble)

 

音楽ライターの金子厚武氏によるアルバム解説が公開された。

金子厚武氏によるアルバム解説

 
Serphから通算 6 作目となるオリジナルアルバム『Aerialist』が届いた。昨年も Reliq や N-qia 名義でアルバムを発表するなど、相変わらずの多作家であることに変わりはないが、Serph とし ては 2016 年に発表されたベストアルバム『PLUS ULTRA』と、同時期に発表されたプラネタリウム用のサントラ『イルカの星』以来、オリジナルアルバムとしては『Hyperion Suites』から約 3 年ぶりと、過去最長のリリーススパンとなる。

本作のコンセプトは「架空のロードムービーのためのサウンドトラック」。Serph 自身の言葉によれば、「ビートやテクスチャーが背景・舞台で、メロディーが登場人物の台詞や心の動き、展開がストーリー」とのこと。インスピレーション源として、パオロ・ソレンティーノやヴィム・ヴェンダースの監督作品、TV ゲームの『MOTHER』シリーズなどを挙げている。デビューアルバム『accidental tourist』から『Heartstrings』までの初期 3 作が、逃避願望を背景としたユートピアまでの道のりを描いた作品だったことを思えば、本作はある意味では原点に回帰し、新たな旅を描いた作品だと言ってもいいのかもしれない。

音楽的な特徴としては、「ビートミュージックへの再接近」を挙げることができる。『Hyperion Suites』では Serph のルーツのひとつであるジャズに接近し、生楽器を重用したりもしていたが、 本作では “sparkle” や “folky” をはじめとしたいくつかの曲でドラムンベースが用いられるなど、全体的にビートがアグレッシヴになっているのが特徴。そこに美しいピアノの旋律や、オーガニッ クな電子音、得意のボーカルサンプリングといった Serph 印が組み合わさり、独自の世界観を形成しているのだ。常に音楽的な指針の一人となっている Prefuse 73 に加え、Burial や Bonobo を本作の影響源に挙げているのは、当然この変化と無関係ではないだろう。今年は 4 月 14 日に 4 年ぶりとなるライブの開催も決定しているため、「よりフィジカルに作用する楽曲を」という狙いもあっただろうか。

パット・メセニー・グループ “Last Train Home” からの引用と思われるオープニングナンバー “first train home” から始まった旅は、珍しくギターをフィーチャーした “airflow”、強烈に歪んだノイズとファンクベースによる “artifakt” といった新機軸も含みながら、郷愁を感じさせる “sunset” で終着点に到達。そして、本作のエンドロールに流れるラストナンバーのタイトルは “phosphorus” である。「リン」を意味するこの言葉の語源は、ギリシャ語の「光を運ぶもの」。本作は決して逃避願望の表れではなく、いかにしてリスナーに光を届けるかという、現在の Serph の心の旅を描いた作品なのだと言ってもいいだろう。

「軽業師」を意味する『Aerialist』というタイトルについては、「軽業師が命を懸けて一瞬一瞬に集 中して輝くのがとても音楽的だなと思います。作品作りは綱渡りみたいなものなので、そこに Serph らしさを感じました。また、もう一つの意味として、『屋根から屋根を伝って侵入する軽業的押し入り強盗』というのがありますが、これまた様々なジャンルを取り入れて、リスナーの心を奪うアーティストを想起させるなと思いました」とのこと。あなたの心を奪う音の軽業師=Serphの最新形をじっくり味わっていただきたい。

 



 
Serph(サーフ)

東京在住の男性によるソロ・プロジェクト。
2009年7月にピアノと作曲を始めてわずか3年で完成させたアルバム『accidental tourist』を発表。以降、コンスタントに作品をリリースしている。
2014年1月には、自身初となるライブ・パフォーマンスを単独公演にて開催し、満員御礼のリキッドルームで見事に成功させた。
2016年7月には、自身の代表曲をアップデートさせたベスト盤『PLUS ULTRA』を発売。同年9月には、自身が音楽を手掛けたプラネタリウム番組のサントラ盤『イルカの星 オリジナル・サウンドトラック』をリリースした。
2018年4月には、通算6枚目のフルアルバム『Aerialist』をリリースする。
より先鋭的でダンスミュージックに特化した別プロジェクトReliqや、ボーカリストNozomiとのユニットN-qiaのトラックメーカーとしても活動している。

 

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インフォメーション

タイトル Serph 2nd Concert "NEURAL MAGIC"
 
開催日時 2018年4月14日(土)
open18:00 / start19:00
 
開催場所 恵比寿LIQUIDROOM
(東京都渋谷区東3-16-6)
 
料金 前売3,900円 / 当日4,400円
(共に税込・ドリンク別)

[チケット]
イープラス
ローソンチケット(L:71419)
チケットぴあ(P:104-214)
イープラス
 
アクト Serph
 
連絡先 LIQUIDROOM 03-5464-0800 / noble
WEBサイト Serph SOUNDCLOUD
WEBサイト アルバム『Aerialist』紹介ページ
twitter https://twitter.com/Serph_info
facebook https://www.facebook.com/SerphOfficial
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