2017-09-27 12:30 Fuhito Kitahara

パルテノン多摩で『爆音上映』再び開催。今回の上映作品は、「デス・プルーフ in グラインドハウス」「AKIRA」

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東京都多摩市の複合文化施設「パルテノン多摩」で、『爆音上映 in パルテノン多摩 Vol.2』が12月15日(金)・16日(土)に開催されることになった。

 
パルテノン多摩での爆音上映は昨年夏に続き2回目で、今回も爆音映画祭の生みの親であり全国に広がる爆音映画祭をプロデュースしているboidの樋口泰人氏が全面協力している。

 
爆音上映は、通常の映画用の音響セッティングではなく、音楽ライブ用の音響セッティングをフルに使い、大音響の中で映画を見・聴くという試み。その爆音によって視覚までもが変容して映画そのものも違って見える。大音響でなければ聴こえてこない幽かな音を聴くという、大胆かつ繊細な上映会だ。

 
気になる上映作品は、クエンティン・タランティーノ監督によるカーアクションスリラー映画「デス・プルーフ in グラインドハウス」(2007)と、大友克洋氏が自ら監督した「AKIRA」(1988)。

 
チケットは一般前売1,300円で、チケットパルテノン、チケットぴあで発売中。1作品につき1枚のチケットが必要なので注意しよう。

 

(C)1988 マッシュルーム/アキラ製作委員会
(C)2007 The Weinstein Company

 
 

 



 
樋口泰人

1957年山梨県生まれ。『キネマ旬報』『エスクァイア』『スイッチ』『スタジオボイス』などに批評やレビューを執筆。90年代は『カイエ・デュ・シネマ・ジャポン』の編集委員、その後編集長をへて、ビデオ、単行本、CDなどを製作・発売するレーベル「boid」を98年に設立した。04年から、東京・吉祥寺バウスシアターにて、音楽用のライヴ音響システムを使用しての爆音上映シリーズを企画・上映。08年より始まった「爆音映画祭」は全国的に展開中。著書に『映画は爆音でささやく』(boid)、『映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか』(青土社)、編書に『ロスト・イン・アメリカ』(デジタルハリウッド)、『恐怖の映画史』(黒沢清、篠崎誠著/青土社)などがある。
http://www.boid-s.com


インフォメーション

タイトル 爆音上映 in パルテノン多摩 Vol.2
開催日時 12月15日(金)・16日(土)

[デス・プルーフ in グラインドハウス]
12月15日 19:15〜
12月16日 16:00〜

[AKIRA]
12月15日 13:00〜 / 18:45〜
※12月16日の上映はなし
 
開催場所 パルテノン多摩 小ホール
(東京都多摩市落合2-35)
京王・小田急・多摩モノレール多摩センター駅より徒歩5分
 
料金 前売
一般1,300円 / アテナ1,100円 / シニア・学生1,200円

当日
一般1,500円 / アテナ1,300円 / シニア・学生1,400円

※全席指定 ※時間指定券 ※未就学児入場不可
※学生券を購入の際は、身分証明書をご提示ください。
※1作品につき、1枚のチケットが必要です。

[取り扱い]
チケットパルテノン 042-376-8181(パルテノン多摩休館日を除く10:00~18:00)
チケットぴあ(Pコード557-308)
アクト
連絡先
WEBサイト イベント詳細ページ
WEBサイト 爆音映画祭 公式サイト
twitter https://twitter.com/par_tama
facebook https://www.facebook.com/25thparthenon
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